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2011年9月

2011年9月10日 (土)

EGFR変異例にはタルセバに化学療法を追加することはオススメできない

進行非小細胞肺がんの一次治療としてタルセバと化学療法の併用療法は、タルセバ単独の6ヵ月無増悪生存率を改善できなかったことが9月10日付のJCO誌に発表された。いずれの治療も過去の治療成績をはるかに下回るものであった。
 
■対象
 
 進行非小細胞肺がん 143例
 
■比較
  1. タキソール+パラプラチン+タルセバ
  2. タルセバ
■試験デザイン
  • 無作為化比較試験、第II相試験
  • [主要評価項目] 6ヵ月無増悪生存率
■結果
  • 6ヵ月無増悪生存率 
    1. タキソール+パラプラチン+タルセバ :26%
    2. タルセバ :31%
  • 無増悪生存期間
    1. タキソール+パラプラチン+タルセバ :4.57ヵ月
    2. タルセバ :2.69ヵ月
  • (EGFR変異例の解析)無増悪生存期間
    1. タキソール+パラプラチン+タルセバ :4.9ヵ月
    2. タルセバ :18.2ヵ月 
 
 
 
 
 
 
 

2011年9月 8日 (木)

進行大腸がんの化学療法sLV5FU2→FOLFOX 6→FOLFIRIが良い

進行大腸がんの治療について、FOLFOX 6→FOLFIRIという順で治療した群とsLV5FU2→FOLFOX 6→FOLFIRIという順で治療した群との比較。grade3-4の有害事象は、sLV5FU2→FOLFOX 6→FOLFIRIで少なく、無増悪生存期間に差はなかった。この結果は9月7日付のLancet Oncology誌に発表されている。
 
■対象
 
 切除不能進行大腸がん 410例
 
■比較
  1. sLV5FU2→FOLFOX 6→FOLFIRI 205例
  2. FOLFOX 6→FOLFIRI 205例
■試験デザイン
  • オープン無作為化比較試験、第III相試験
  • [主要評価項目] 無増悪生存期間
  • [試験名] FFCD 2000-05
■結果
  • 無増悪生存期間
    1. sLV5FU2→FOLFOX 6→FOLFIRI:10.5ヵ月
    2. FOLFOX 6→FOLFIRI:10.3ヵ月
      HR:0.95(95%信頼区間:0.77-1.16、p=0.61)
  • 血液系有害事象(grade3-4)
    1. sLV5FU2→FOLFOX 6→FOLFIRI:12例/203例 
    2. FOLFOX 6→FOLFIRI:83例/203例
      p<0.0001
  • 血液系有害事象(grade3-4)
    1. sLV5FU2→FOLFOX 6→FOLFIRI:26例/203例
    2. FOLFOX 6→FOLFIRI:186例/203例
      p<0.0001
  
 
 
 
 
 
 
 

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