2008年4月 7日 (月)

悪性胸膜中皮腫の2nd line治療としてのアリムタ

アスベストとの関連で論じられることが多い悪性胸膜中皮腫であるが、日本においては20071月にその治療薬としてアリムタ® が承認された。さて、Journal of Clinical Oncology41日号にはアリムタ® の進行性悪性胸膜中皮腫に対する2nd line治療としての有用性が発表された。それによると、奏効率を改善し、イベント発現までの期間を延長したが、生存期間の有意な延長は認められなかった。

対象

化学療法を施行したことがある進行性悪性胸膜中皮腫 243

2nd line

比較

1)      アリムタ® 500mg/m2best supportive care(BSC)

2)      BSC

試験デザイン

無作為化比較試験、第III相試験

結果

l  全生存期間

Ø  アリムタ®BSC8.4ヵ月 vs BSC9.7ヵ月(p=0.74

l  奏効率(PD)

Ø  アリムタ®BSC18.7% vs BSC1.7%p<0.001

l  病勢コントロール率(PD+SD)

Ø  アリムタ®BSC59.3% vs BSC19.2%p<0.001

 

J Clin Oncol 2008;26:1698-1704

 

 

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